疫学Ⅰ(疫学入門)
授業科目名 | 疫学Ⅰ(疫学入門) |
---|---|
講義担当者 所属・氏名 | 医学研究科教授 中山健夫ほか |
開講場所 | 医学部G棟2階セミナー室A |
単位数 | 1 |
開講期 | 前期前半 |
曜時限 | 金3、4 |
授業形態 | 講義 |
授業の概要・目的
・本コースは医学研究科社会健康医学系専攻の必須科目の一つです。
・臨床研究を含む社会健康医学(パブリックヘルス)領域において、最も基本となる疫学の考え方、 方法論についての入門的な講義を行います。
・原則として金曜3限ですが、3限と4限の2コマ連続で講義をおこなう場合があります。
到達目標
・疫学の基本的考え方、用語、概念、方法論を説明できる。
・疫学の発展的な知識を学ぶための基礎を身に付ける。
授業計画と内容
第1回 4月13日(3限) イントロダクション(中山)
第2回 4月13日(4限) コホート研究・症例対照研究(中山)
第3回 4月20日(3限) 疫学とはなにか?(佐藤)
第4回 4月27日(3限) 介入研究(川村)
第5回 4月27日(4限) 対象者の追跡(川村)
第6回 5月11日(3限) 記述疫学・高齢者の疫学研究(石崎)
第7回 5月18日(3限) 疫学をめぐる最近の話題(中山)
第8回 5月18日(4限) 視聴覚教材「大いなる航海」(中山)
5月25日(3限) テスト
特別講義予定あり
履修要件
特になし
成績評価の方法・基準
テスト(80%)、毎回の小レポート提出(20%)
教科書
講義資料は配布
参考書等
川村孝 『エビデンスをつくる』(医学書院)
中山健夫・津谷喜一郎 『臨床研究と疫学研究のための国際ルール集』(ライフサイエンス出版)
矢野栄二・橋本英樹 『ロスマンの疫学』(篠原出版新社)
厚生統計協会編集 『図説・国民衛生の動向』(厚生統計協会)
その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)
予習は特に必要でないが、講義の復習には十分時間をあててください。
・症例研究や基礎的研究と異なる「人間集団を対象とする」という疫学研究の意義と可能性を理解 してもらえればと願っています。
・本コースの内容の多様性と一貫性を保つために、担当教員はシラバス作成時、学期中、終了後な ど、適宜、意見交換を行い、講義資料を共有して連携を図っています。
・留学生対応として、講義資料の事前提供、Key termの日英併記を進めます。
・平成27年度から疫学(2単位)を疫学I・II(各1単位)に分割し、疫学IはIIよりも先に開講して、研究デザインの基本事項を講義することになりました。
・特別講義の予定は初回の講義で説明します。