文献評価法
授業科目名 | 文献評価法 |
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講義担当者 所属・氏名 | 医学研究科教授 中山健夫ほか |
開講場所 | 医学部G棟2階セミナー室A |
単位数 | 1 |
開講期 | 前期後半 |
曜時限 | 月4 |
授業形態 | 講義 |
授業の概要・目的
・臨床研究を含む社会健康医学(パブリックヘルス)領域において、基本的なスキルの1つである文献の評価方法について講義を行います。
・疫学・EBM(根拠に基づく医療)の知識をもとに、各種の健康・医療情報を検索し、適切に評価 した上で利用する方法を学習します。
教育・学習方法
・パワーポイントスライドによる講義と実習
・一部グループワークあり
到達目標
得られた文献・情報を批判的に吟味し、主体的に活用する能力を習得する。
授業計画と内容
第1回 4月9日オリエンテーション(中山・高橋)
第2回 6月11日CASPによる臨床試験論文の評価(中山)
第3回 6月25日ケースを用いたバイアスの評価(1)(石崎)
第4回 7月2日 ケースを用いたバイアスの評価(2)(石崎)
第5回 7月9日コクラン共同計画によるコクラン・レビューを通して(田中・中山)
第6回 7月23日CASPによるメタアナリシス論文の評価(中山)
第7回 7月30日(4・5限)メタアナリシスセミナー(野口・四方・田中・中山)
第8回 8月6日AGREE法による診療ガイドラインの評価 (中山)
履修要件
特になし
成績評価の方法・基準
毎回の小レポート(30%)および課題レポート提出(70%)
教科書
講義資料は配布
参考書等
中山健夫,津谷喜一郎編著 『臨床研究と疫学研究のための国際ルール集』(ライフサイエンス出版)
その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)
予習より復習に時間を取ること。
EBMや疫学の基礎知識を学びながら、社会健康医学の学習・研究を進める基礎として、系統的な文献評価法の習得を目指します。