可視化シミュレーション学

授業科目名 可視化シミュレーション学
講義担当者 所属・氏名 学術情報メディアセンター 小山田耕二
開講場所 N1講義室(工学部3号館)
配当学年
単位数 2
開講期 後期
曜時限 火4
授業形態 講義・演習

授業の概要・目的

本講義では、科学的方法において重要な役割を果たす可視化について体験的に学び、エビデンスを用いた政策 策定に活用できるような知識を提供する。科学的方法で必要とされる問題設定を行う上で重要な社会調査法に ついて体験的に習得させる。また、科学的方法における説明変数と被説明変数の選択や、その間の関係の発見 などで重要な役割を果たすビジュアル分析環境についても学習する。説明変数と被説明変数の関係を可視化す るうえで重要な統計シミュレーションについても体験的に習得させる。
【研究科横断型教育の概要・目的】 複雑高度化した問題を発見し,広い視野をもって解決法のデザインを行い、その解決策を多くの人にわかりや すく説明する能力を育成したり、新しい学問分野の創設につなげるような能力をもつ大学院生を養成する授業 科目である。なお、本科目は、文部科学省より大阪大学と合同で選定された「政策のための科学」領域拠点が 提供するカリキュラムの選択科目としても履修することが可能である。(この阪大、京大拠点(STiPS)のリンクは http://stips.jp/)。

授業計画と内容

項目・回数・内容説明を以下に示す.
1.ガイダンス (1 回) 授業の目的・授業の進め方・成績について説明する。
2.科学的方法と可視化 (2-3 回) 科学的方法と可視化との関係について説明する。
3.統計シミュレーション演習 (1-2 回) 表計算ソフトを使った回帰分析手法について説明し,統計シミュレーションへの適用に ついて演習を行う。
4.科学的方法を支える視覚的分析環境 (1-2 回) 科学的方法において有用な可視化技術とその適用について 説明する。
5.エビデンスを用いた政策策定 (2-3 回) 科学的方法を使った政策策定法について説明し,実データを用いたエビデ ンス作成について演習を行う。
6.社会調査法 (2-3 回) 社会の声を可視化するための社会調査法(質的・量的)について説明し、クラスメンバーを対 象とした調査研究を行う。
7.政策策定演習 (1-2 回) 社会の声を可視化した結果として設定された問題に対して仮説を設定し、その検証 を行うための実験・観察について計画する。
8.クラス発表会 (1 回) 横断型研究分野における可視化技術を活用した問題解決法について調査し発表する。

履修要件

卒業論文の執筆またはそれと同等の経験を有すること.また表計算ソフトとそのマクロ機能については利用経験があることが望ましい.Excelが稼働し、インターネットに接続可能なPCを持参すること.

成績評価の方法・基準

本授業では、全回出席、授業への積極的な参加と、授業中に実施する発表内容(可視化・シミュレーション技術と問題解決)の総合評価により証明する.

教科書

特になし

参考書等

小山田耕二著 「研究ベース学習」(コロナ社)
伊藤修一郎著 「政策リサーチ入門―仮説検証による問題解決の技法」(東大出版)

その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)

オフィスアワーは特に設けないが、適時メールで問い合わせること